Elcometer、予算1,800万ポンドのアースキン橋の補修工事にブラスト装置と検査機器を供給

February 9, 2021

ブラスト装置と検査機器の製造販売でトップを走るElcometerはこのたび、予算1,800万ポンドのアースキン橋の補修工事を請け負うSpencer Groupに乾式ブラスト装置および各種の膜厚測定機器を供給する契約を結びました。

過去最大規模の補修塗装を行う今回の工事期間は4年にわたり、約60,000平方メートルの鉄骨構造物の旧塗膜をブラスト法で除去し、塗装および検査します。塗料の使用量は約46,000リットルという試算です。

Spencer Groupは、橋梁建設に長けた専門集団です。今回の工事には、クライド川にかかる全長1.3kmの橋のブラスト加工に、作動圧力最大15barの携帯型の高圧ブラスト装置Elcometer 24285Hを採用いただきました。また、塗装工程全体の品質管理徹底のため、デジタル式の乾燥膜厚計、結露計、プルオフ式自動付着性試験機など、幅広い検査機器も供給します。

Elcometerの英国・アイルランド担当セールスマネージャー、ニール・ベスウィックは、次のように話しています。「アースキン橋の補修工事にかかわることができて光栄です。当社が供給する機器が、工事を成功に導く立役者になってくれるだろうと思います。橋のスパンが長く、高さもかなりあるため、Spencer Groupは橋梁構造を効率的かつ経済的にブラスト処理できる機器を求めていました。だからこそ、距離が延びても圧力損失を最小限に抑えられる当社の15bar、285リットルのブラスト装置が選ばれたのです」

1971年に完成したアースキン橋は、斜張橋としては世界最長で、Historic Environment Scotland(HES)が2018年に重要建築物として「カテゴリA」に指定しています。

Elcometerの乾式ブラスト装置について詳しくは、ここをクリックしてください。