カスタマーケーススタディ: Züblin Chimney and Refractory GmbH

March 10, 2021

Züblin Chimney and Refractory GmbHは、複数の拠点で事業を展開するドイツのインフラ建設会社です。効率に優れた新しいブラスト装置一式のソーシング(購買)を契機に、Elcometerの新しい各種ブラスト装置を業務で使い始めました。

Züblinは国際的に事業を展開しており、ドイツのAdidas本社やカナダのバンクーバーなど、錚々たる実績があります。ターンキー契約で建設・土木事業を請け負っており、鋼桁やタンクなどの鋼鉄部品への吹き付け作業を制御下にあるテント式塗装ブースの中で1日最大6時間、週5日行っています。

Elcometerブラスト装置による圧力損失の低下と作業時間の短縮

より効率の高い新しいブラスト装置一式の導入を検討していたZüblinからの相談を受け、Elcometerは価値あるテクニカルサポートを行い、Elcometer 24200ブラスト装置、汎用研磨剤バルブ、Elcometerの25メートルのブラストホース(9.5mmノズル)の使用を推奨しました。

Elcometerのブラスト装置は、あらゆる方法で効率を高め、どのようなプロジェクトの条件にも適応できます。Züblinが手がけるブラスト処理の需要を考えれば、同社にとって重要なことは、ポットの圧力損失を最小限に抑えることでした。Elcometer 24200を導入したことで、コンプレッサーからブラスト装置への圧力を抑えつつ、必要とされるノズル圧力はキープできるため、燃料費の節約になります。

Elcometerのブラスト装置は配管の内径が大きく、境界層効果による摩擦損失を最小限に抑えることができます。また、配管の湾曲部や絞り部が最小限しかないので、さらに摩擦損失を抑え、流量を最大限に活用できるため、結果として、全体的な圧力損失が少なくなります。

以前使っていたブラスト装置類と比べて圧力損失を抑えられるだけでなく、装置の保守もすばやくでき、汎用バルブの研磨剤制御の精度も高いため、最大限の効率アップが叶い、Züblinのブラスト加工の作業員は感銘を受けています。

Elcometerからの専門的なアドバイス

Elcometerの効率設計のブラスト装置を使い、Züblinは人件費、装置費、洗浄費を大幅に節約できました。

Züblinのサイトマネージャー(現場監督)であるアレクサンダー・ブラシュケ氏は、売買成立までしっかりと対応したElcometerの「献身的な姿勢」に感謝し、Elcometerの専門家が「とてもプロフェッショナルに相談に乗ってくれた」と話しています。