ピンホール探知

 

 

素地に腐食が発生するのは、通常、塗膜の不良が原因です。これは、主に、仕上がった塗膜に欠陥があるためです。この欠陥を総称してポロシティといいます。よく見られるポロシティの1つは「ピンホール」という、塗膜に針で突いたような小さな穴があく現象です。 これは、塗膜内に閉じ込められていた空気が表面から放出されたり、ほこりや砂などの粒子が動いたりしたことによって起こります。 したがって、保護被膜の塗装時から、その寿命がつきるまで、一貫してピンホール検査を実施することが大切です。このような検査に理想的なのが、ピンホール探知器です。

 

Elcometerは、手軽に使える紫外線灯から、ピンホール検査に必要な器具をすべて備えたキットまで、幅広い製品をご用意しています。

 

ピンホール探知法について

 

湿式電気抵抗法

 

濡らしたスポンジに低電圧を印加して、塗膜の上を動かします。塗膜に孔があると液が下地に浸透して電気回路が形成されるので、警報が作動します。 導電性の下地に塗布した厚さ500μm(20mil)未満の絶縁膜や、粉体塗装や薄膜を傷つけずに検査したい場合に適しています。

 

Elcometer 270ピンホール探知器は、低電圧の湿式電気抵抗法を使用する感度のよい探知器です。さまざまなアクセサリーもご利用いただけます。

 

紫外線によるピンホール探知

 

塗膜のピンホールを低コストで素早く検査できる方法です。塗膜の下地には、紫外線を反射する添加剤が含まれています。膜面に紫外線を照射すると、下地の塗料で覆われていない部分が蛍光を発するので、ピンホールがはっきりわかります。