沿革

薬品から塗装検査へ - 7代続く家族経営の会社が世界が認める第一人者に

1818年、当初は家族で経営する薬品会社でした。1946年、第二次世界大戦の終戦直後、Elcometer初の膜厚計が開発されました。鋼鉄面のプラスチックや塗膜を測定するElco Meterの販売価格は、当時1台10.5ポンドでした。

同年、最初の輸出販売も実現しました。最初の輸出先は、南アフリカの家族経営の会社BAMRでしたが、同社は3代目になる今も当社の大切な販売代理店です。それ以降、輸出は伸び、今では世界各地の170以上の販売代理店と10の支店を結ぶ販売網のおかげで、販売総数の90%を輸出が占めるまでに拡大しました。

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The_Pocket_Elcometer_-_New_Scientist_-_18_Apr_1963
NEW_Pinhole_Detector_-_New_Scientist_-_21_Mar_1963_1
Elcotector_Announcement_-_New_Scientist_-_2_April_1959

初代のElco Meterが開発されて以来ずっと、Elcometerはプロダクトイノベーションの会社であり続け、さまざまな「業界初」を実現してきました。

1946年/1947年:世界初の膜厚計。
1959年:トランジスタを備えた世界初の乾燥膜厚計 – ElcoTector。
1970年:世界初、先端プローブが1個付いたポケットサイズの乾燥膜厚計。
1973年:世界初、デュアル式FNFプローブが1個付いた膜厚計 – Elcometer 150。
1978年:世界初のデジタル型乾燥膜厚計 - Elcometer 250 Minitector。
1981年:世界初のマイクロプロセッサ搭載乾燥膜厚計 – Elcometer 255。
1986年:世界初の英数字表示の乾燥膜厚計。
2000年:Elcometer 456 – 世界初のメニュー式グラフィックスディスプレイの乾燥膜厚計。2007年:Elcometer 456 Mk 3 – 世界初のBluetooth®対応乾燥膜厚計。
2011年:Elcometer 465 Mk 4 – 世界初、ユーザがファームウェアをアップグレード可能な乾燥膜厚計。
2012年:世界初、凸面の下地用の表面粗さ計 – Elcometer 224。
2015年:世界初のBluetooth®対応非破壊検査機。
2015年:Elcometer 130 – 世界初、現場で測定可能な塩分濃度計。

過去10年にわたり、事業は大きく成長を遂げ、非破壊検査機、ブラスト研磨装置、スプレー機器など、取り扱い製品の幅も広がりました。また、製造工場にも投資し、さらに3か国に支店を開設しました。

2011年1月:Dakota Ultrasonicsを買収。
2011年3月:ELCOMETER 456の新モデルMk IV。
2011年10月:日本の東京に支店を開設。
2014年4月:近代的な機械工場を建設。
2014年5月:ヒューストンに支店を開設。
2016年:Crabtree Laneビル(75,000平方フィート)を購入。
2017年:アラブ首長国連邦ドバイに支店を開設。
2018年:各種のブラスト研磨装置。
2020年:スプレー機器のSagolaを買収。

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私たちの進化はまだまだ続きます。PCやモバイルデバイス用のデータ管理ソフトウェアアプリElcoMaster®は継続的にアップグレードしていて、世界中のお客様からのダウンロード件数はのべ4万回を超えています。

YouTubeチャネルには約100件の動画を投稿し、視聴回数は50万回を超えています。LinkedIn、Facebook、Instagram、Twitterのフォロワー数も増え続けています。

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研究や開発におけるイノベーション、人材への投資、既存の製品を大切に守りながら品質と生産性を上げていく努力が、こういう形で実を結びました。

しかし、私たちの事業の成功は、ほかならぬお客様と販売代理店の皆様との関係の上に成り立っています。一致協力し、互いの声に耳を傾け、何十年にもわたるお付き合いを続けてこられました。皆様とともに強く成長してこられたことに感謝いたします。

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