Elcometer、70周年記念

January 10, 2017

Elcometerは、塗装とコンクリート検査、金属探知の業界用の検査機器の設計と製造販売に従事する世界的企業です。このたび、70周年を迎えました。 1818年、当初は家族で経営する薬品会社でした。1946年、第二次世界大戦の終戦直後、ホームセンターでの偶然の出会いをきっかけに、Elcometer初の膜厚計が開発されました。初代Elco Meterは1947年に販売を開始、当時の販売価格は1台10.5ポンドでした。同年、最初の輸出販売も実現しました。輸出先は、南アフリカの家族経営の会社BAMRでしたが、同社は3代目になる今も当社の大切な販売代理店です。 それ以降、輸出は伸び、今では世界各地の80以上の販売代理店と10の支店を結ぶ販売網のおかげで、販売総数の90%を輸出が占めるまでに拡大しました。初代のElco Meterが開発されて以来ずっと、Elcometerはプロダクトイノベーションの会社であり続け、さまざまな「業界初」を実現してきました。· 1946年/1947年:世界初の膜厚計。 · 1959年:トランジスタを備えた世界初の乾燥膜厚計 – ElcoTector。. ·1970年:世界初、先端プローブが1個付いたポケットサイズの乾燥膜厚計。 · 1973年:世界初、デュアル式(磁性・非磁性金属両用)プローブが1個付いた膜厚計 – Elcometer 150。·  1978年: 世界初のデジタル型乾燥膜厚計 - Elcometer 250 Minitector。 · 1981年:世界初のマイクロプロセッサ搭載乾燥膜厚計 – Elcometer 255。 · 1986年:世界初の英数字表示の乾燥膜厚計。 · 2000年:Elcometer 456 – 世界初のメニュー式グラフィックスディスプレイの乾燥膜厚計。 · 2007年:Elcometer 456 Mk 3 – 世界初のBluetooth®対応乾燥膜厚計。 · 2011年:Elcometer 465 Mk 4 – 世界初、ユーザがファームウェアをアップグレード可能な乾燥膜厚計。 ·  2012年:世界初、凸面の下地用の表面粗さ計 – Elcometer 224。· 2015年:2015年:世界初のBluetooth®対応非破壊検査機。 ·  2015年:Elcometer 130 – 世界初、現場で測定可能な塩分濃度計。過去10年にわたり、事業は大きく成長を遂げました。 · 2011年1月:Dakota Ultrasonicsを買収。 · 2011年3月:ELCOMETER 456の新モデルMk IVを発売。 · 2011年10月:日本の東京に支店を開設。 · 2014年4月:近代的な機械工場を建設。 · 2014年5月:ヒューストンに支店を開設。 ·2016年:Crabtree Laneビル(75,000平方フィート、約7,000m2)を購入。 ·2017年:アラブ首長国連邦ドバイに支店を開設。 過去10年あまり、世界が金融危機、石油価格の下落や循環的な景気変動に低迷する中、Elcometerは急成長を遂げてきました。研究や開発におけるイノベーション、人材への投資、既存の製品を大切に守りながら品質と生産性を上げていく努力が、こういう形で実を結びました。