標準的なグリットバルブ以上の価値：Elcometer AGVの仕組み

Elcometer AGV自動調節汎用バルブは空気圧式のため、バルブに空気を供給し、デッドマンハンドルで制御する必要があります。空気は、デッドマンハンドルの黄色いリターンホースで供給され、このホースはブラスト装置の骨組みに接続されています。

コネクタに付いているT型の部品で、戻ってきた空気を遠隔制御バルブと自動調節汎用バルブに送ります。

デッドマンハンドルが閉じていて、ブラスト加工中は、空気がAGVに供給されます。作業員がハンドルを離すと、空気が逃げ、バルブに供給されなくなります。

ブラスト操作が行われていないときは、AGVはノーマルクローズ（常時閉）の位置になり、グリットがミキサー一体型ティに供給されなくなります。バネの力で「のみ」ツールがねじ込まれ、研磨材ライナーが閉じる仕組みです。

デッドマンハンドルを閉じると、空気がバルブに戻ってバネを押し返し、オレンジ色の制御インジケーターで設定されている所定の位置にバネが収まります。そうすると、進行中の作業に必要な流量でグリットがミキサー一体型ティに流れ始めます。